とおる美術館
とおる美術館 価値の創造

ここ10年くらいでしょうか、日本という国は、いささか停滞していたように思います。 生活上の基本的な消費財は、もうすでに、みんなが持ってる。 それで、国中が沸き立つような、強い製品需要が、生まれてこなかったことが、一因とも考えられています。

モノが足りたあと、ひとの関心は、なにかの楽しみということや知識、つまり、芸術や教育へと向かうといわれています。 このステージの需要に応えて、日本の活力の新たな種となることを願って、2003年1月に開館したのが、このWebミュージアムです。

大学の学芸員養成課程におりましたころ、美術館(博物館)の主な役割は、資料の収集・調査研究・保存・展示・教育であると学びました。 どれも、今も変わらぬ大切な役割ですが、当美術館は、これに加え、「この時代に、価値を創造する」ということを、より重視していきたいと考えています。

立法・司法・行政・金融に生きるひとたちと、これまで存在していなかった価値を産みだす産業で生きるひとたち、そして、教育に生きるひとたち。 それぞれが、ここで何かを発見し、良い力をだし、日本に新しい活力をもたらすことを、願ってやみません。

2003年2月吉日
とおる美術館 館長 柳澤 徹


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